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防露設計!

防露設計での防湿層!相談シリーズ3


よく高断熱高気密住宅の説明を(施主・設計士・工務店へ)するときに、
「建物にポリシートなんて貼ると木材が腐る」とか・・・「息苦しくなる」とか・・・・言われます。

シッカリとした計画・シッカリとした施工であれば、この程住環境を考えた住宅は、ないと思っていますがなかなか、言葉だけで説明しづらいものです。
そこで、今回は腐る=湿気ということにして、防露設計の防湿層についてです。

壁断面壁防湿層の場所は、左の図のとおりです。
防湿気密シートを貼っている部分になります。

気密だけを考えるのであれば、極端に言うと防湿気密シートは使わずに、仕上げ材のボードやテープだけでも気密の性能は、でるのです。
しかし気密だけを考えると、室内で発生した湿気が壁体内へ入ってしまい、そこで結露を発生さる可能性があります。
そうならないために、透湿抵抗の高い防湿気密シートを使っています。
また、壁体内の材料などから出る湿気や、壁体内に入り込んだ湿気を室外側に抜く目的で、透湿性・防水性・防風性のあるタイベックシートなどが通気層側に使われています。

室内側透湿抵抗比は、断熱層に湿気が入りにくいほど大きくなります。
断熱材外側の通気層の水蒸気排出効果が高い場合、外側の透湿抵抗は小さくなるとみなし、この場合も外気側透湿抵抗比は、大きくなります。

透湿抵抗比が大きいほど、壁体内の水蒸気は小さくなり、結露しにくい状況となります。
<この事が適用できるのは、充填断熱・外張断熱工法で断熱層が単一の断熱材で施工された外壁・屋根・天井です。>

気密性能と換気の性能との絡みはありますが、防湿気密シートや透湿防水シートを使うのは、このことからなのです!

また、この防露措置の条件を満たす事により、防湿層や通気層を省略も可能です。
防湿層を省略してもいい条件があります。
①断熱材が透湿抵抗の高い単一のもので施工した場合
(押し出しポリスチレンフォーム・ビーズ法ポリスチレンフォーム・硬質ウレタンフォーム・フェノールフォームなど)
②次世代省エネ地域区分のⅥ地域である場合。
③コンクリート躯体や土塗り壁の外断熱工法の場合
④床断熱で断熱層の下が湿気の排出を妨げないつくりの場合
などなどです。
①でも防湿層が必要なものがあります。
最近よく見かけますが・・・A種3の高発砲吹きつけウレタンは除外されていますで、防湿層は必要です。

透湿抵抗比から除外される断熱構成もあります。
充填断熱でも種類の違う断熱材を積層する場合や付加断熱ように同一の断熱材を使用しても間に構造用合板などを挟む場合は、定常計算や非定常計算によって防露性を確認する必要があります
高断熱高気密住宅の場合、どの住宅も計算すると良いと思うのですが・・・・。

一概に高断熱高気密住宅といいますが、さまざまな計算がされています。
相当隙間面積の設定。熱損失の計算。負荷暖房計算。換気計算。防露計算。などです。
これらの全ての数値を提示・説明してくれる設計事務所さんや工務店さんは、少ないと思いますが、
住環境に対しても設計し、検査や計算書・証明書を発行してくれるところに、新築工事やリフォーム工事を、お願いしたいですね!

ポチッと押してもらうと元気がでます♪
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ふるかわしげひろ

Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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