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サッシの種類と断熱性能

サッシの種類と断熱性能相談シリーズ2-2


前回の続きで、サッシのお話になります。
相談の内容で私たちが図面を見る前から
「サッシは、アルミと樹脂の複合サッシでガラスはLow-eだから大丈夫でしょ?」
という事をいわれますが・・・・・
私たちは「何が?」と悩みます。
たぶん・・・・「問題が起きないか?」ということなのかな?。。。

公表されているサッシの熱貫流率は、
樹脂サッシのLow-eガラスで       2.33W/㎡K
アルミと樹脂の複合サッシのLow-eで  2.91W/㎡K
となっています。
ちなみに、この2.91W/㎡Kと同じサッシは、
二重サッシ(アルミ+樹脂)や、樹脂サッシのペアガラスです。

さほど変わらないように見えるこの数値ですが・・・・
住環境に影響はあるのでしょうか?

以前このような現場がありました。
dc021627.jpgこの写真は、アルミと樹脂の複合サッシのLow-eガラスの結露です。
この建物の断熱・気密・換気・暖房は、調査をしてOKでした。
なぜか北面のこのサッシだけに結露が発生しています。
これは、熱橋です。
じつは、写真で見える黒い部分が原因で結露を発生させていました。

この部分は、外まで貫通しているアルミ枠で1~2㎜くらいのプラスチックが上に乗っているだけでした。
サッシのカタログを見ると・・・この部分は木製の額縁が廻るように載っています。
木材とプラスチックで、熱橋を防ぐ方法のようでした。

しかし、実際の現場では、サッシはいろいろな納まり方をします。
ここでは、意匠的に木額縁の設置はされていませんでした。
そこで、結露が発生したという理由です。

カタログや熱貫流率だけでは、測れない事がたくさんあります。

どのサッシでも、
「何だから大丈夫?」ではなく、部材を選択するときは、
何処にどのように使い、注意点はなにか?を調べる必要があります。

また、住宅の性能が良くなると一番弱い箇所(隙間・断熱性能)に外気などが影響します。
(コールドドラフト・結露・熱の損失)
冬であれば、北面のサッシなどが弱い箇所になります。
そこも、的確なサッシを選択し上手く熱をコントロールしてあげると住環境にすぐれた住宅になると思いますよ!

サッシ1個を選ぶにも、建物のトータルバランスです!

つづきに、紹介した住宅のサッシ断面を載せておきます。よろしければ見てください。
ポチッと押してもらうと元気がでます♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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このサッシが、その住宅で使われていたサッシです。
複合サッシ断面
注意:サッシが悪いわけではありません。


樹脂サッシよりも安価なサッシです。
使い方を間違わなければ、十分に断熱効果があります。(温度差の少ない地域)
ここまで、調べて使っていただける設計事務所さんや工務店さんに住宅を依頼したいですね!

theme : 住まい
genre : ライフ

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プロフィール

ふるかわしげひろ

Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
 賛助会員

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