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結露と気密と換気

結露と気密の関係


前回の結露のお話をもう少し・・・・
気密性能が悪いと、室内の水蒸気が壁体内に入り込んでしまいます。
それが断熱材の反対側に達するにしたがい冷やされ、しまいに露点温度の達し、結露を起こしてしまうのです。

そこで、前回もお話した事につながってきます。
防湿気密シートを貼り、室内の湿気を壁体内に入れないようにすることです。
また、壁体内にある湿気を外側に掃きださせるように、透湿防水シートを貼るということです。

住宅の寿命は、結露によって大きく左右されます。結露水が構造材を腐らせ、様々な欠陥を引き起こす元凶だからです。結露を防ぐためには、住宅の施工方法、換気・断熱・気密など、住宅性能を高める技術がなければなりません。

気密性が低い建物では、知らないうちに隙間から空気が出入りし、その換気量は季節の風の強さによって大きく変化するので、多すぎたり不足したりします。
建物を気密化するという事は、換気を計画的(必要換気量の制御、換気経路の明確化、暖気温度の制御、冷気温度の制御など)に行えるようにするという事です。(熱のコントロール)
気密性能と風速の関係
気密性能と換気回数
上の表は、気密性能と換気回数を表したものです。
風速に影響される自然換気回数。
温度差に影響される自然換気回数。

現在の新築住宅では、24時間換気は義務付けになっています。
当然のように1時間あたりに住宅の半分の空気は入れ替わるように設定(0.5回/1h)されているはず・・・です。
(建物完成後に換気の流量測定や設定をしていればですが・・・・この話は後日に)

隙間が多いと、換気の回数が極端に増えるということが、
表からわかります。

相当隙間面積2c㎡/㎡の住宅で、内外温度差が20℃風速が6mの日は、
大まかに・・通常の24時間換気の0.5回+自然換気0.5回で1回となります。
1時間に住宅全部の空気を入れ替えている計算になります。
このことから、換気回数0.5回時に計算された冷暖房ランニングコストの
およそ2倍のランニングコストが掛かります。

このように換気回数の増大は、建築時の住環境計画を大きく狂わせます。
(冷暖房費の増大・換気回数の増大・温度差の発生・対流計画のくるいなど)
また、計画外の隙間が多いために、熱のコントロールがききません。
結露の発生は必然となります。

気密性能は相当隙間面積1c㎡/㎡以下で施工・証明をし(できれば0.7以下が理想です)
断熱施工も完成後、熱カメラ映像も提示でき
換気は、計画・完成時の風量測定や設定を確実に出来る業者に建築をお任せすることをお勧めします。



:気密化で注意しなければならないのは、気密化は十分な断熱と適温を保つ全館暖房と適切な換気を行う事が前提条件となります。
:断熱の不足・部分暖房で全体の適温を保てないような住宅の気密化は、温度のむらや室温の低い部屋では結露が発生する危険性が高く、換気不足による室内環境の悪化などの問題を引き起こしますので、十分な注意が必要です。



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ふるかわしげひろ

Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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