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開口部断熱補強と効果【Q1(キューワン)シリーズ 3】

開口部断熱補強の仕方と効果!


前回のシリーズ2の②のサッシについて詳細を書きます。

住宅を造る時、サッシのメーカーや材種・機種・色などを決めると、それを全ての窓に使うのが一般的ですが、
暖房エネルギーを減らそうとすると、南と東西北は別のメーカーや材種・機種をその窓の特性を考えて選択する必要があります。
なぜなら、南面でうける太陽熱の割合を100とすると、南東・南西面で75、東西面で50位の割合です。

その事から、南面のサッシは太陽熱を室内取得熱としたいためにLow-eガラスの反射ガラスは使用せずに太陽熱を取り入れやすく断熱性能の高いガラスを使用すると良いでしょう。

逆に、東西北面のサッシは太陽熱を受ける割合が少なく住宅内から外部へ逃げる熱量の方が多いため、サッシは極力小さく・数もなるべくなら少ない方が望ましいです。またガラスについても、Low-eの反射ガラスを使うと普通のLow-eガラスの10%近く断熱性能が良い物です。

サッシによる開口部の大きさ
サッシの種類でいうと、同じ間口の部分に付けるサッシでも左図の上のもの(半外付けサッシ)と左図の下のもの(外付けサッシ)では、ガラスの面積が違います。

この場合、太陽熱を住宅内に取り込む事を考えた南面には左図下のもの(外付けサッシ)が有効でしょう。

反対に、太陽熱の取り込みより住宅内から外へ逃げる熱を抑えたい、東西北面のサッシには左図上のもの(半外付けサッシ)が有効でしょう。

これらの事を検討されサッシを選ぶと良いでしょう。

南面の大きなサッシは、日中は太陽熱を住宅内に取り込めますが、特に寒冷地では夜になると住宅内の熱を逃がしやすい場所へと変わります。
その為、夜の南面の窓にはハニカムサーモスクリーンや厚手のカーテンなどで仕切り、住宅内の熱を逃がしにくい状況を作ってあげることが大事になります。

開口部強化による灯油消費
左の表は、Ⅱ地域の青森、盛岡、Ⅲ地域の秋田、山形、郡山、仙台で開口部を補強する事によりどの位、暖房エネルギーが削減されるか計算したものです。

aは次世代省エネ基準のサッシとなります。

bは全てのサッシガラスをアルゴンガス入りのLow-eとし、南面の大きな窓だけに断熱ブラインドを取り付けています。
 日射の少ない青森、秋田に比べて日射の多いその他の都市では、南側の窓ガラスは普通のペアガラスの方が、暖房エネルギーが少なくなっています。

cでは、bの状態で南以外のサッシを熱が最も逃げにくいスウェーデン製の木製サッシに変えた場合です。

は、南面の窓を外付けサッシとしガラスを日射透過率の良いアルゴンガス入りLow-eとし、その他のサッシはスウェーデン製木製サッシとした場合です。

日射が少なく寒い、青森では暖房費が25%くらいしか減りません。
一方、その他の都市では、35%~43%くらい暖房費が削減できる結果となりました。

ただし、一番良いdのものを設置しますと、aの費用から40~50万位は多く予算が掛かります。

ここは、イニシャルコストとランニングコストを良く見て検討されるべきところでしょうね。
a-d=灯油リットル数 x1リットルの灯油の値段 x年数  がランニングコスト費
何年でもとが取れるでしょうか?

※資料は新住協さんより


Q1(キューワン)シリーズ3 を終わります。

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Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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