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第三種換気・給気口のつけ方と失敗例

給気口のつけ方と私の失敗例


474wkdnd05qsxhnrevvatr1tfe0ejdlykox.jpg第三種換気の自然給気口のつけ方についてです。
左図は外壁を貫通させて直接外気を取り入れる方法。
右図は通気層から外気を取り入れる方法です。
の2種類の方法があります。

通気層から給気を取り入れる方法は、
直接冷たい外気が室内に入るのを防ぐ目的と、
風の強い時に大量に給気口から給気されるのを防止する目的があります。
風の強い時などは外壁から直接給気口を設けた方法ですとかなりの給気量となります。
そこで、考えられたのが通気層からの新鮮な空気を導入する方法です。
風の強い地域ではかなり採用されています。

暖かい地方や風の比較的少ない地域では、直接外気から空気を取り入れる方法が主流です。
暖かい地方で、通気層からの給気にすると
南側の給気口は外壁にあたる日光の熱で暖められた通気層を通った空気が室内へ運ばれます。
これでは、冷房付加がかかります。

給気の仕方は、住宅の気密性能や給気口の使用目的によって変わります。





私が10年以上前に、給気口を付けて処理をせずに仕上げの漆喰ボードを駄目にした例を書きます。

初冬の頃でした。最低気温が-3℃位だったと思います。(その住宅C値は0.5c㎡/㎡だったと記憶してます)
現場では、給気口のパイプが入り気密処理が完了してありました。
大工さんが、内装の仕上げの漆喰ボードを張り順調に進んでいました。

その頃、私は現場の管理をしていましたが、高気密高断熱住宅の換気には疎く
通気層からの給気は、「あまり効果が無いだろう」と考えていました。
「それよりもサッシなどの隙間から入ってくる空気の方が多いだろう~」などと

その考えもあり~現場で漆喰ボードが貼りあがっていたのに、漆喰ボードへ給気の穴を開けるように指示せずに、次の日を向かえました。
次の日の朝、現場へ行くとそこにはナント・・・・・
給気口の失敗結露
このように(右図)漆喰ボードの表面に結露のシミが~~。
全ての給気口まわりで起こっていました。
それでも最初は、水が給気口から入ったと思い込んで、
外に出て、外壁などをチェックしました。
もちろん、水の入る隙間など無かったですし~あったとしても給気口付近だけ濡れているのはおかいいもので・・・・。

この時に、気密が良いと通気層からでも外気が通り給気口へ導くという事を知りました。
また、温度差による自然換気も初めて体感しました。(現場では換気扇は稼働していませんでした。)
(それまでは、気密は機械の測定値のみで隙間が少ない無いなんて感じませんでした。この事で、隙間が少ない為に~外気が給気口の穴へ集中するという目に見える形(結露)で体感できました。)
この現場は、換気扇を稼働させての対流を感じた初めての現場で、感動した記憶があります。
もちろん~漆喰ボードは張り直してもらいました。(大工さんには、ブツブツ言われながら・・・・)

でも、この失敗が貴重な経験でした。

気密性能が高い住宅は、換気の圧力が確保されているために、給気口からの排気はほとんど起きません。

一方、気密性能が低い住宅は、通気層から給気すると、温度差換気や風の影響で、給気口から排気されるので、①温度差換気の影響で、二階の給気口が排気口になり、給気口から排気された水蒸気で窯業系の外壁材の裏側で凍害を起こす危険性がある。
②通気層が圧損抵抗となって、給気されないなどのような問題が起きてしまいます。

以上失敗談でした。


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ふるかわしげひろ

Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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