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熱損失だけで付加断熱は??

住宅の熱損失を減らすためには、高い気密性能・断熱の強化・開口部の強化・換気の検討などありますが、今回の記事は断熱の強化についてです。

ご存知の通り、断熱材を増せば断熱の強化に繋がります。
一般の壁などに増して断熱を増やすことを、付加断熱といわれています。
(このほかに、壁体の充填断熱層の奥行きを多くとる手法を検討して、壁を2x6にしたり2x8にしたりという方法も行われています。)

さて、断熱材にもいろいろな材種があり、熱損失を少なくするために何を使うか?を検討しますが・・・
一般的に繊維系断熱材は、熱伝導率が0.034程度のものが多く熱損失を少なくするためには、厚くする必要があります。
つまり、壁の熱損失を少なくするためには、断熱材が厚くなるので、必然的に壁も厚くなります。
部屋が狭くなるといった事につながります。この状態を緩和するために、GW16kg100㎜≒GW32kg50㎜のような同材種でkg/㎥の密度の多い材を選ぶことで薄くするなどは選択肢の一つです。

一方、発泡系の断熱材は熱伝導率0.028程度のものが多いので、繊維系断熱材に比べ壁厚は若干薄くすることが可能です。
しかし発泡系断熱材を壁体内に充填する方法は、
現場で施工を行う場合、繊維系のような多少伸び縮みする材料と違って、材の伸縮性はほぼありませんので、柱~間柱の間に隙間なくびしっと入れる必要があるために高い施工精度が求められます。これでは、各現場で品質のバラつきが出ることは言うまでもありません。
そこで、現場発泡ウレタンなるもので施工するのですが・・・これも、どの現場でも同じ様に欠損なく吹きつけ発泡できるかは、現場の状況・施工場所によって変わります。
そう考えると発泡系断熱材の成型板を誰でも現場で容易に期待性能値どおりに施工できる方法は、外張り断熱施工となります。

上記の他に、付加断熱に発泡系断熱材で外張り、充填断熱に繊維系断熱材といったような組み合わせで壁の断熱構成を考える場合がありますが・・・防湿気密シートや調湿気密シートなどを適所に施工し、現場内の湿度を管理した施工体制にしないと、湿気の排出から大変なトラブルを起すケースもあります。
参考記事として、初期結露の例です。→http://q1kannkyou.blog15.fc2.com/blog-entry-229.html

施工中に行き当たりばったりで 、熱損失を少なくするために断熱材を闇雲に増やすことで、発生するリスクもあるのです。
断熱構成は、熱損失・意匠は勿論のこと、定常計算や非定常計算で結露判定を確認して計画することが非常に大切です!

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住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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