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計画換気が成り立つ条件

計画換気は現在はすべての住宅に義務付けとなり、設置されています。・
しかし名前が計画換気ですが本当に計画通りの換気がされているのでしょうか?

実はその計画換気が成功するかどうかは、ある条件が揃わないと計画通りの換気がなされないのです。つまり、計画換気扇(システム)がついただけでは安心はできないということになります。

dc031706.jpgその条件とは?
●一定水準の気密が確保されていること。
その一定の水準とは最低でも1.0cm2/m2未満の気密性能がポイントなのです。
2.0cm2/m2の気密性能では1Fの隙間から給気されて、2Fの隙間から排気されてしまう内外温度差換気による漏気現象が起きてしまうのです。

高気密にする理由は、このように建物の隙間から起きる自然換気(漏気)を防ぐ意味があるのです。換気量を適正に保てば衛生的で、冷暖房の換気損失も最小限にできます。そのためには「空気量を適正に計量できる換気装置が必要」なのです。
しかし、設置する家に自然換気が起きる隙間があっては換気の計量が崩れれてしまいます。風の圧力で隙間から自然換気が発生するからです。日常的には風速4m/秒(時速で換算すると14km/hのスピードで受ける風圧)風が吹いています。

換気システムの正しい考え方は「換気量を計量したいから、風の影響で自然換気が加わらない水準まで・・・建物の気密化を図る」というのがが基本なのです。

下記の表は
「気密性能と内外温度差と風速の関係」
dc1214103(修整1)

          ●出典:「住宅の省エネルギー基準と指針」より

例えば、外気温℃室温20℃の表で気密性能が2.0cm2/m2の場合では平均風速2.5m/秒時の隙間換気量は0.2回/hとなります。また風速が6m/秒になると0.5回/hの隙間換気量になってしまいます。そこで計画では0.5回/hが義務付けですからこの場合はこのようになってしまいます。

0.5回/h+0.2~0.5回/h=0.7回/h~1.0回/hの膨大な換気回数になってしまいます。
これでは計画的な換気にならず省エネにもならず、ランニングコストのシミュレーションもできない風任せの換気システムになってしまいます。若しシミュレーションがあるとしたら「絵に描いた餅」ということになります。

世界的には隙間相当面積でいえば、1.0cm2/m2より大きな隙間相当面積は気密住宅とは言わないそうです。

真面目に高性能住宅を設計あるいは施工している業者の多くは平均0.7cm2/m2以下の気密性能をコンスタントに出しています。その気密性能でも、0.1回~0.18回/hの換気回数が加算されるのですからできれば極力・・・さらに小さな隙間を目指すようにし、自然換気をゼロに近づくことで計画通りの換気がなされることになります。
それが0.5回/hの換気量作れる家の条件となるのです。

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住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
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