スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

気密と通気と壁体内結露

気密と通気と壁体内結露(原因編)


DSCF0066.jpg今回は、現場の検証です。
この住宅は、築25年位の住宅です。
その当時でいうと注文住宅の良い施工の住宅だと思われます。
サッシは、アルミの単板ガラスで外壁は、モルタル塗りの塗装仕上げです。
通気は、軒先に疎らに換気口と妻換気2個でした。

左の画像は、断熱リフォーム後の写真となっています。
基本的な大きさなどは変えておりません。
この写真から一番変わった点はサッシです。
(既存の外観写真が、探し出せなくて残念です。。。)


これは、既存の壁体内の写真です。
ZGMwODA0MzH4Cg.jpg当時(25年前位)とすると、綺麗に断熱材が入っています。
隙間は無いのですが、断熱材が多少折れ曲がって入っていました。
ここで、注目するのはこの断熱材の黒ずみです。
これが、結露を表し断熱材が結露水を吸い込んだ証拠です。
写真でみると、断熱材が綺麗な所と凄く黒ずみが出ているところがわかります。
この状態で、何処に多くの結露が発生したかも、わかります。



それでは、どういった現象で結露が発生し、ここまで壁の中を悪くしたのでしょう?

壁の中結露現場の状況からこの様な事が考えられます。
①室内側の壁に防湿気密シートが貼ってない事や換気量の不足による事で壁体内に湿気が入った事。

②壁の外側に透湿性の部材(タイベックシートなど)が無い事で、湿気を外に放出でき無かった事。

③外壁の内側などに通気層が無いため、②の事が改善されたとしても、湿気を外へ運び出す道が無い事。
などです。
この結果、湿気は外に出ることが出来ずに、湿気を好むグラスウールや乾燥した木材が湿気を吸い込みます。



酷くなると、この様な状態にもなりえます。
JUUzJTgzJThBJUUzJTgzJTlGJUUzJTgzJTgwJUUzJTgzJTgwJUUzJTgyJUIx3JI.jpg木材が湿気を吸い込み、飽和状態となると不朽菌(カビ・腐れなど)をよびます。また、シロアリなども湿気を好む性質があります。
この様な状態にしたくは、ないです。
※今現在では、キチンと通気層は設けられてる住宅が多いです。
その通気層から湿気がチャンと外部へ放出されているかは、調べてみないとわかりませんが・・・・
この通気や気密はシッカリ計画を立てることや施工する事で住宅の耐久性は変わってきます。


次回は、この住宅の解決編を書きます。


その他のエコ住宅に関する情報はこちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ↓               
にほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ



theme : 住宅・不動産
genre : ライフ

comment

Secret

プロフィール

ふるかわしげひろ

Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
 賛助会員

最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
リンク
ランキングに参加中
にほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ

人気ブログランキングへ
RSSリンクの表示
建もの省エネx健康マップ
省エネ健康マップ_バナー_小.jpg
住まい環境プランニング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。