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ツララと結露と屋根断熱通気層の関係

以前ほどではないですが冬時期の岩手県では、屋根にツララが出来ている住宅が結構見られます。
こられらは従来の一般住宅で熱を逃がしやすい(気流止めの無い)住宅だけで起きるものでしょうか?
高性能住宅は、外へ熱を逃がし難い住宅といわれているのでツララが全然でないのか?といわれると・・・・
そんなことはありません。
高性能住宅でも屋根の形や日当たりの状況・屋根雪止めの設置場所・天窓のある住宅では多少ツララが出来るのです。
また、高性能住宅で【屋根断熱の通気層】の効果が発揮されていない場合は、
断熱層を透過した熱が屋根面に伝わり易く雪を溶かしツララが出来やすい環境を作っていることもわかっています。

上記の問題を極力防ぐためには、
屋根断熱の通気が確実に行われるような仕組みが必要となってきます。
①通気層の高さの確保
※一般的に屋根の通気層の高さは、30㎜程度以上必要※(次世代省エネ基準と指針/住宅建築省エネルギー機構)とされています。
断熱層から透過した熱は、大きな通気層から外へ運ばれて屋根面へ熱を伝えにくくし、急激な雪解けをさせない効果があります。
棟換気B
写真はクリックすると拡大します
上記写真の現場では、通気垂木90㎜を使用しました。

②垂木間の確実な通気が出来る環境
※必要通気量分の棟換気設置(1800㎜のモノを2個設置など)では、通気出来ない垂木間の通気層があるため、通気出来る環境に垂木や棟換気で工夫が必要です。
確実な通気で停滞する空気層を作らないので、熱のこもり難い構造です。
棟換気A
写真はクリックすると拡大します
棟換気は全ての垂木間から確実に通気出来るように、棟の長さ棟換気を使用。

参考資料
屋根通気層
写真はクリックすると拡大します
※(次世代省エネ基準と指針/住宅建築省エネルギー機構)より抜粋
逆に夏の場合
高性能住宅でも屋根の通気層の効果が発揮されていない住宅では、
日射による屋根温度を通気で緩和し難いので住宅内に伝えやすい状況で屋根内側面が高温になりやすく
昼夜の温度差で結露を引き起こす恐れもあります。
その現象を防ぐためにも①・②の計画施工は大事になってきます。
上記棟換気の写真現場では、初夏の施工でしたが、
棟換気と軒先換気ガラリの併用で・・・
通気層の通風は棟換気口でビューと手に感じるくらい強い換気が感じられました。

以上のように通気は確実に行わないと、ツララや結露といったトラブルも起こりえます。
しっかりとした通気を心がけたいですね!

参考記事
ツララ   :http://dannetu.blog.smatch.jp/blog/2011/01/post-b214.html
空気層の工夫:http://q1kannkyou.blog15.fc2.com/blog-entry-171.html

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住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
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