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Q1住宅を目指した宮城の家!(充填断熱:エコプロファイバー)

Q1住宅を目指した宮城の家!(充填断熱:エコプロファイバー)


この投稿記事はこのブログを通じて Q1(キューワン)住宅を目標とするAさんからのご相談で設計から建設、そして完成までの流れをレポートするものです。

宮城の家は、断熱工法の基本は充填断熱工法(エコプロファイバー)ですが・・・
P7180143.jpg

構造の部材の寸法の関係上、部位によっては断熱材の厚みが確保できない、又は繊維系断熱材を欠損なく充填することができないといった個所もでてきます。
P7010048.jpg
その場合は、「繊維系断熱材の住宅だから・・・無理にでも繊維系断熱材を使用する」のではなく、
適材適所で、違う断熱材(今回は発泡プラスチック系断熱材)を使用して、断熱欠損の補強や施工の不備で熱ロスができない施工をするようにします。

実際行う例として、
写真のサッシ左の部位は、壁の幅が少なく構造材が並列しているので、充填幅は3cm位です。
その場所に奥行き9cmの繊維系断熱材を奇麗に充填することは不可能と判断し1液性発泡ウレタンを充填するものです。
施工後の写真を撮影したつもりが・・・・ミスで画像ファイルを紛失した模様です。。。。
後日、発見しだい掲載したいと思います。

また、外気に接する天井部分や外気に接する床部分での充填断熱厚さが足りないといった部位では、
(宮城の家では)和室の上がベランダになるため外気に接する天井の扱いとなります。(下図の赤丸部分)
この現場の屋根にはエコプロファイバーを238mm充填する厚さに対し、この和室の天井部分の充填厚さは187mmしかなく断熱不足となります。
dannnetu.jpg

(一般屋根部分の熱貫流率は0.21(W/㎡K)に対してベランダを繊維系断熱材で187mm充填すると熱貫流率は0.25(W/㎡K)となり熱的に弱い部分ができてしまいます。)

高性能な住宅になればなるほど、弱い部位に影響が出て不快な室内空間になります。
そこで、和室の天井部分には発泡プラスチック系断熱材150mmを根太間に挟み込み、さらにその周囲を一液性の現場発泡ウレタンで隙間を埋め代用です。
これだと残りの37mmを空気層として計算しても熱貫流率は0.22(W/㎡K)という結果になります。
このくらいの断熱性能であれば屋根面積より少ない和室の天井部分ですから、違和感を感じる事のなく生活できるレベルとして採用しました。
P7160075.jpg

このように、繊維系断熱材を採用して、厚さを確保できない場合は適材適所に色んな断熱材を検討して採用することが望ましいのです。
断熱性能は、いかにして空気(気体)を閉じ込めるかによって決まるので、どんな断熱材を使っても丁寧な断熱・気密の施工をするようにしましょう。

いずれの断熱材でも長所短所を理解し、適材適所に計画や施工を行う事が必要で、
「○○工法・断熱材は○○だからこの住宅の性能は優れている」といった事には、ならないのです!


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Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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