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梁型PS内部の気密施工をチェック!

梁型PS内部の気密施工をチェック!


今回は、梁型PS(パイプシャフト)内部の気密施工について書きます。

梁型PS(パイプシャフト)とは、上階へあがる横引き配管が下階の天井懐に納めきれない場合に、
下階の天井に梁のかたちをしたパイプシャフトを設けて、梁型内部に配管を通すために使われます。

梁型内部の配管が外壁を貫通する場合(=気密層を貫通する場合)には、それなりの気密施工が必要です。
下の写真は、その気密施工を知らずにパイプシャフト内部の配管を完了し、
その後に気密施工を行った悪い例です。
P8230140.jpg
上の写真は、梁型PSに入るであろう配管類とその周辺の気密処理です。
配管類の内訳は、
①排水管 75φ 1本
②給水管 20φ 1本
③給湯管 20φ 1本
④暖房配管16φ 4本
これら、合計7本もの配管が気密層を貫通し、美観から梁型を小さくする為に内部では配管が密着状態で施工されていました。

注目してもらいたいのは、気密層と外部に貫通している配管類の取り合い部分です。
写真では、防湿気密シートの施工が無理と判断され、一液性の現場発泡ウレタン材が気密材??の変わりに使われています。
しかし、一液性の現場発泡ウレタン材は、断熱材であって気密材ではありません。目視による気密漏れの有無確認はできずに、ウレタン部分では大小さまざまな隙間が存在する可能性が大きいのです。
(言葉は悪いですが、このように確実に気密の取れない部分での一液性断熱材の吹きつけは運任せの施工と言えるでしょう)

それでは、上記のような部分の気密施工には、
●配管類をギュウギュウに押し込めない余裕が必要です。(美観を優先させたい気持ちが分かりますが、このような部分が出てくると他部分の気密施工の必要性が?になります。)
 配管の数が多い場合は、一つの梁型PSだけではなく、2本・3本の梁型PSを制作するか、思い切って天井を少し下げるなどをお勧めします。
P8230143.jpg
●配管工事は、1本づつ気密施工を完了させ次の貫通配管に移ることが大切です。
 配管時に気密材で確実な部分施工をする事で、後の不安材料を極力排除する事が可能です。
大まかにこの2点が施工計画や施工で大切になります。

また施工者は、
●「このくらいの隙間は大丈夫。」という気持ちを捨てることが大切です。
 住宅には、どうしても気密を高める事のできない部分が多数点在します。(引き違いサッシのレールと障子部分やレンジフード内部のシャッター部分など・・・・)
 これらの製品は稼動上必要のある隙間で手の施しようがない部分なのです。
 その上に、住宅建設で、今回の記事のような部分の隙間が多く合算されると、換気計画が崩れたり・結露の心配・ランニングコストの増大に繋がる恐れがあります。

お施主様にとって、今回書いた記事部分などは、
現場に足を多く運ばないと目にすることの出来ない部分ですが・・・
●仕上げ材のボードを貼る前(気密シートが見えている段階)に、一度気密測定をする事で、まだ補修や改善が行える部分です。

この仕上げボード貼りの前(気密シートが見えている段階)の気密測定は、お施主様にとっても建築中の気密性能値を確認できるチャンスです。この段階での気密測定をお勧めします!


クリックしてもらうと元気がでます♪
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ふるかわしげひろ

Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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