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「Q1住宅を目指す!?宮城の家」第6-1回目(設計変更)

「Q1住宅を目指す!?宮城の家」第6-1回目(設計変更)


この投稿記事はこのブログを通じて Q1(キューワン)住宅を目標とするAさんからのご相談で設計から建設、そして完成までの流れをレポートするものです。

この「宮城の家」は、今日現在はようやく設計図面が完成し、数社の施工業者に見積り依頼する段階です。
(その設計図が完成するまでの様子をシリーズとして投稿いたしたいと思います。勿論、着工すれば、その工程も完成まで動画を入れながらレポートする予定でおりますのでエコ住宅を計画される方は是非参考にしていただきたいと思います。)

「設計変更(住環境編)」

住環境編では、断熱材の能力100パーセント発揮させ、目標とするQ値=○○W/m2・kを実現させるための施工方法、
また、極力暖冷房機器に頼らない自然エネルギーの活用、夏の日射遮蔽、通風どを考慮したパッシブ的なデザインの変更がポイントになってきます。

今回は、断熱材の能力を100パーセント発揮させる(設定した目標のQ値を達成する)ための施工方法についてです。

住宅を外から見た(外観)家の形には様々あります。住宅には1階建てもあれば二階建もあります。
また、平面でみると真四角だったり、長方形だったり、壁に凹凸があったり様々です。
同じ床面積であっても・・・この様々な形状が目的のQ値に悪さをし・・計画通りのQ値にならないことがあります。
熱的に最も有利な形状凹凸がないシンプルな箱型なのです。
その外にこの形状の場合は凹凸が少ないことで断熱・気密の施工の欠損をできるだけ少なくすることができます。
また、雨仕舞いの心配も少なくてすみますし、数年後のメンテナンス(仮設足場がかけやすく外壁、屋根の塗装など)が非常にやりやすいメリットもあります。

ベランダ断熱・気密施工に不備が出て設計のQ値と大きく異なる場合は、先に説明をしたシンプルでない、凹凸のありすぎる住宅が大半を占めています。
また、結露の調査でわかることは気密漏れ・断熱欠損個所はこうした住宅の形状部分に多くみられるのです。

構造体にぶつかったりと連結できない部分が、熱橋となるのですから
断熱欠損、気密漏れは充填断熱であろうが外張り断熱であろうが、断熱材、気密部材は切れ目なく連続した施工が大切なのです。
このようなことがないように、住環境の設計では住宅の形状を複雑にしないように提案設計する事が一番のポイントなります。

さてAさんのお宅ですが、住宅の基本の設計(間取り・形・窓の数)は、設計士さんとAさんとで打合せされて決定されます。
熱的には断熱材の能力を100パーセント発揮するように、欠損が出やすい断熱・気密の複雑施工は避けてシンプルに変更です。
ただし、一般的に行われていない先張りシートの施工は、面倒でも充填断熱の気密化施工は避けて通れない必須のノウハウなのです。

前回の記事で、床は床断熱仕様から、スタイロフォーム50㎜B3種AT(防蟻)を外側にコンクリートと一体打ち込みの基礎断熱に変更、
天井は天井断熱からエコプロファイバー235㎜90kg品を吹込み充填+(付加断熱)硬質ウレタン50㎜を屋根断熱に変更しました。
と書いたのですが・・・これには、こんな以下のような理由があったのです。

床断熱と基礎断熱の絡み例えば、床断熱で施工の場合を考えてみましょう。
風呂の浴槽は床よりも下あります。
床断熱の場合、住宅内の環境と外側の環境とを縁切りする堺が床になります。
床下は外部に近い環境ですから、浴槽のお湯は冷めやすくなります。
床断熱で施工する場合、浴室の床部分は、浴槽のお湯を冷め難いものにするように、床下のコンクリートの上面まで断熱しないといけません。
浴室の場合は、このコンクリート部分が外部と内部の境目となります。
こういう理由があってこの浴室部分は基礎断熱となるのです。

その浴室下の基礎断熱部分と洗面所・脱衣室などの床断熱部分の接続部分は、断熱材の連結や気密漏れに注意しないといけません。
もし断熱欠損や気密漏れが生じた場合、断熱の効果が発揮されず、外部空気の浸入により断熱性能が劣り露点温度に達して結露を発生させる原因となります。

以上のことから、基礎断熱と床断熱の接続箇所には、リスクがあるため断熱・気密の熟練者の施工が必要とされます。
住宅には、このような箇所が浴室周辺だけではなく、玄関などもその対象になるので注意が必要です。

また、床で断熱する場合は暖房の温水配管、給排水管を凍結防止のため断熱材で被覆した管材や給水管などの対上がり部分には電気ヒーターを設置し、寒冷地では水抜き用の遠隔操作機器を使わなければなりませんが・・・・
基礎断熱に変更すると床下が室内空間と同じくなるので従来の管材(断熱材を被覆した)だけで良いことになります。
これらの理由から基礎断熱の方が効果的という判断となったのでした。

参考記事
http://dannetu.blog.smatch.jp/blog/2008/05/post-8b23.html
http://dannetu.blog.smatch.jp/blog/2008/05/2-b2dc.html
http://dannetu.blog.smatch.jp/blog/2008/06/3-e9e2.html

続きます。


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住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
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