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「Q1住宅を目指す!?宮城の家」第5回目

「Q1住宅を目指す!?宮城の家」第5回目


この投稿記事はこのブログを通じて Q1(キューワン)住宅を目標とするAさんからのご相談で設計から建設、そして完成までの流れをレポートするものです。

この「宮城の家」は、今日現在はようやく設計図面が完成し、数社の施工業者に見積り依頼する段階です。
(その設計図が完成するまでの様子をシリーズとして投稿いたしたいと思います。勿論、着工すれば、その工程も完成まで動画を入れながらレポートする予定でおりますのでエコ住宅を計画される方は是非参考にしていただきたいと思います。)


「設計変更(構造・工法編)」

いよいよ、住環境設計の開始です。(Aさん宅の建築構法は2x4です)
その前に、断熱材で使いたい材料の確認をします。断熱材にもいろいろ種類があり特徴などは様々です。
また、人によっては断熱材の好き嫌いもあるでしょう!
しかし、省エネルギー性を重視し、壁や屋根の厚みを小さくしたいのであれば、熱伝導率の低いものを使用する必要があります。
詳しくは、断熱材と種類の性能値をご覧下さい。

そんな断熱材について説明をしながら、断熱材の選択、決定ををしていきます。
ちなみに断熱材の種類の選定は、予め想定のQ値を設定し断熱材の種類、厚さ・工法で仮熱計算することで決定されます。
d_ee4b264014.jpg
当初の設計では、
壁はグラスウールの90㎜16kgの充填断熱から、エコプロファイバー90㎜/90kg品を吹込み充填+(付加断熱)硬質ウレタン50㎜を外張り。
床は床断熱仕様から、スタイロフォーム50㎜B3種AT(防蟻)を外側にコンクリートと一体打ち込みの基礎断熱に変更、
天井は天井断熱からエコプロファイバー235㎜90kg品を吹込み充填+(付加断熱)硬質ウレタン50㎜を屋根断熱に変更しました。

(この基礎断熱・屋根断熱への変更ついては、違う形で記事にしたいとおもいます。)

さて、こうなると屋根の厚さ・壁の厚さや納め方が以前の図面と大分変わってきます。

屋根は通常垂木に充填する施工方法から充填材・厚みの変更・付加断熱をすることで垂木の大きさや屋根通気の寸法が変わってしまいます。
また、その影響で(断熱材が厚くなるため)変更される厚さ分で床から天井までの高さが低くなってしまいます。
そうなると当然、室内の高さや屋根の勾配を変更しないと高さを確保できません。

壁に関しても、柱に付加断熱をすることになるので外側に膨らんでしまい以前の図面と違う寸法になってきます。
敷地目一杯に建てられる住宅は、用途地域によっては隣地境界線からの離れに影響があるため敷地に対して住宅の位置変更の可能性もでてきます。
また、防火地域・準防火地域でも使える材料も変更しなければならない可能性もあります。

換気に関しては、ノンダクトから、セントラル換気に変更提案しましたので、これもまた、工法によって図面の変更が発生する可能性があります。
2階建ての在来構法で屋根断熱工法であれば、1F天井裏に懐ができるので、換気のダクトはその懐を利用すると室内側はすっきりとしてきます。

しかし省令準対火構造での2x4構法の場合は根太間にダクト設置していかなければなりません。
2Fの床と1Fの天井下地は同一のものですから、そこを貫通させてダクトを通していくこととなる訳です。できることなら木材の貫通は減らしたい・・・
などの事柄が建築設計の変更に大きく関わってくるのです。

今回のように、図面が完成している状態での変更は、上記のような問題をクリアしなければ建てられない住宅となってしまいます。
しかし工事契約前・工事着工前で、幾度なく設計士さんとの変更打ち合わせを行えたからこそ、・・・希望する住宅の変更が可能だったわけです。

もし、以前の設計図で着工、工事が進んでいる段階で今回のような変更だとしたら、費用面や建築基準法・施工能力などが密接に関わっているため、
Aさんの希望する(Bさんのお宅のような)住宅は手に入れることはとても難しい事だと考えられます!


このように、省エネルギーや住環境に特化した住宅を求める場合は、事前に住宅プランニングの段階から相談されることをお勧めします。
次回は、設計変更の住環境編です。



一口メモ:省令準耐火構造建物とは、 
① 住宅金融公庫法およびその主務省令(住宅金融公庫施行規則)に定める準耐火構造に準ずる耐火性能を有する構造の建物。

② 建築基準法における「準耐火構造」には該当しないが、これと同等の耐火性能を有するとみなされ、公庫の融資額等が通常の木造住宅に比べて優遇されている。

③ 具体的には2×4(ツーバイフォー)工法建物の大半、木質系プレハブ建物の一部がこれに該当する。

④ 住宅のパンフレットや設計仕様書 ・ 設計図面等に「省令準耐火仕様」 「省令準耐火型」等の記載があるもの。


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Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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