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気密測定とその理由!

気密測定とその理由について。


●気密測定というものをご存知でしょうか?
ecoheart03-4_01qq.jpg



気密施工の確認をするため、特殊な装置を使って、住宅内の空気を抜きます。(減圧法)

その空気を抜く事による圧力を使って建物の隙間を測定します。


●なぜ、気密測定が必要なのでしょうか?

気密性は、換気・断熱・冷暖房と深い関わりがあります。
万が一気密性が悪い場合、換気の計画が崩れます。(隙間風が多く、対流の計画が崩れます)
換気の計画が崩れると、冷暖房費のランニングコスト計算が崩れます。
また、気密性が悪いと断熱材を効かなくさせたり、結露の発生やコールドドラフトなど・・・・・・
様々なことを、引き起こします。
その原因を作らないために、施工後には測定を行うべきです。

●気密の数値である、相当隙間面積(C値)はどの位に設定すると良いのでしょうか?

一般的に第一種換気システムであれば、C値は0.35c㎡/㎡で、第三種換気システムでは、0.5c㎡/㎡が換気回数0.5回で計画通りの対流とランニングコストなどの計算値と誤差が出ない数値であると言われています。
ですが、この数値にするには結構大変な作業と根気が要ります。

私たちでは、C値1.0c㎡/㎡以下を保つようにすると、計画時の数値とは多少誤差は出ますが、住環境的には今までの現場やその後のデータ検証から様々な問題は引き起こしていないことが確認されています。

それには、気密測定時にでる気密特性値(n値)や50pa時の漏気回数などを見て判断しますが、C値1.0c㎡/㎡以下は必要数値です。
相当隙間面積(C値)は熱損失係数(Q値)と違い、地域差をつけるものでは無いと思っています。
※次回、この隙間特性値と漏気回数について書きます。


●気密測定の時期と注意点!

気密施工が終わった段階で、一度気密がキチンと取れているか、測定します。(1回目)
これは、建物本体とサッシが入った上で気密施工をし、設備機器(換気扇とか)などで中と外を貫通する部分は機器が設置されていない状況ですので目張りをして、行います。主に気密施工の不備や施工忘れ・工事前に設定したC値に達しているかを確認する物です。

実際の気密測定の写真です。
goyCi5FnjsqQXl53.jpg
左の写真のように、住宅内はまだ完成していません。

防湿気密シートが表しになっている状態です。
この段階での気密測定は、万が一設定C値に達していなかった場合などに、気密漏れの発見や施工が簡単に出来るので、お勧めです。

これで、仕上げのボード類が貼ってあると、どこに気密の漏れがあるか?
わからない状態になったり・建物が完成してからの測定だと、直しようがありません。
直せるとしても、解体工事からの作業となります。

無駄を省く点からも、この写真のような時期に1回目の気密測定をお勧めします。

その後の工事には充分に気をつけ、防湿シートなど破らない施工が必要です。


2回目の気密測定は、建物が完成してからと言う事になりますが、1回目の気密測定で建物本体の数値は出ていますので、重要視するのは設備機器をつけてどの位、数値が悪くなったかです。
(設備機器はどうしても製品上密閉できない物があります。これは、しょうがない物です。)

そのうえで、建設時に設定した気密が取れているかを確認します。

この時点では、もう直しようが無いので、1回目の測定時に設備機器から漏れるであろう事を頭に置き、設定数値よりも良い数値で、1回目の測定を終える事が肝心です。

次回は、気密測定結果の見方や大事なところを書きます。


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ふるかわしげひろ

Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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