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前回の壁結露のメカ二ズム!

前回の壁結露のメカ二ズム!


dc090986.jpg
左の写真は、壁の断熱材の表面まで結露に侵された写真です。
一般的に繊維系の断熱材の結露水に侵されると写真のような状態になります。

前回、「住宅内の湿気を持った空気が断熱層に入り冷やされ露点温度に達するとこのような結露による黒いシミになる」と言いましたが
露天温度に達した壁内結露は・・・何故、外壁面ではなく表面まで侵されてしまうのでしょうか?
つまり壁内結露で発生した水は何所に流れるのでしょうか?

考えてみましょう!
実は結露として現れた水はある特性があるのです。
壁内に充填されている繊維系断熱材低温側(外気側)で発生した結露水は毛細管を通じて断熱材の中に拡がる特性があります。
結露水の量が多い時には断熱材を水浸しにして断熱効果を低下させ、ひどい時には材料自体が形を保つことができなくなりずり落ちたりします。
繊維系熱材の熱伝導率は一般的に使われているものは0.038Kcal/mh℃前後ですが、水の伝導率は0.5Kcal/mh℃なので、断熱材が水を含むとその結露水の量に応じて熱伝導率が上昇してしまい断熱効果がなくなってしまうのです。
さらに水蒸気は圧力差で高い方から低い方に流れますが、水は乾湿の差・・・つまり湿った方から乾いた方へ流れる特性があるのです。

例えば、冬に写真の現場のように壁内結露が始まると、冬の水蒸気は室内から外に向かって流れ、結露層(露天温度に達する箇所:この現場では構造用合板と断熱材の間に発生)に水として姿を現します。
しかし、その水は・・・今度は室内の方が乾いているので、今度は水蒸気の流れと逆の方向に流れようとして毛細管がある繊維系の断熱材の場合の管を伝わって室内方向に流れてくるのです。
その現象の写真が・・これです。そのため内側が結露水に侵されてしまうのです。

気密住宅のように防湿シートをきちんと隙間なく施工されていれば、このような現象は起こりませんが、従来の住宅で防湿シートなしの壁構成であれば、常にこの危険(結露に見舞われる)にさられされているのです。

この写真の現場での場所はユニットバスの天井部分です。
一般的にはこの部分は仕上げ材が必要がない場所ですが天井部分は目視で断熱欠損、気密欠損が確認できますがユニットバス周囲(外周部)は隠ぺいされてしまい修正、補修ができなくなるので
必ず防湿シート抑えとして合板とか石膏ボードなどで抑えることが壁内結露防止に非常に大切なことなのです。


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Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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