スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

防湿気密シートの施工精度で・・・

防湿気密シートの施工精度で・・・


前回の続きです。
壁体内結露1
左の写真は、在来工法の充填断熱を行われた現場で、住宅北側のユニットバス上部です。
充填されている高性能グラスウールに結露による黒いシミが見えます。
なぜこのような結露が起こるのでしょうか?
それは、赤い○で囲われた部分の防湿気密シートの施工に問題があったからです。
シートのジョイント部分に木下地はありませんでした。
テープのみで防湿気密シートを押さえていたために、徐々にテープの粘着性が弱くなって剥がれ、防湿気密シートのジョイント部が表れてきていました。
ジョイント部分は、シートをタッカーでとめた程度なので、隙間がかなりあります。
そこから、住宅内の湿気を持った空気が断熱層に入り冷やされ露点温度に達してこのような結露による黒いシミになりました。

dc090902.jpg新築当初は高い気密性能を示していたそうですが、経年変化でこのような状態に・・・・。
左の写真のように、防湿気密シートのジョイント部でテープを貼る部分の裏には、硬い材料ではないもの(この場合はグラスウール)の上に高い粘着性のテープを貼ってありますが、裏の材料が柔らかいために本来の粘着性が出ているかは疑問です。
またこの上に何枚もテープを貼ったところできやすめにしかなりません。
心配だから何枚もテープを貼るのでしょうが・・・・・、あらかじめジョイント部に下地を入れておくこと・シート押さえをつける事で解決できます。
新築当初の気密測定では、高い性能を発揮するでしょうが、その後性能をキープできるかは、このような場所の施工精度に掛かってきます。

防湿を兼ねている気密シートの施工ですが、一般的に気密性能の問題のほうが数値で出るためか?賑わっています。
気密も大事ですが、長いスパンで考えた防湿施工を確実に行わないと結露・カビ・不朽菌・・・・・・と繋がっていきます。
気密施工には、大事な防湿も含まれていると理解しないといけないようです。

防湿で考えると、住宅内の熱が冷やされて露点温度に達しやすくなる場所(外気に接する床・壁・天井の断熱層)への室内の湿気を持った空気の流入を防ぐことが必要とされます。

次回は、この部分の結露のメカニズムについてです。


クリックしてもらうと元気がでます♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     ↓        ↓ 
にほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ人気ブログランキングへ

theme : 住まい
genre : ライフ

comment

Secret

プロフィール

ふるかわしげひろ

Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
 賛助会員

最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
リンク
ランキングに参加中
にほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ

人気ブログランキングへ
RSSリンクの表示
建もの省エネx健康マップ
省エネ健康マップ_バナー_小.jpg
住まい環境プランニング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。