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きれいに納める充填断熱材施工

きれいに納める充填断熱材施工


今回は、断熱材の施工についての記事です。
在来工法で繊維系断熱材を手で詰める充填断熱は、施工精度が大きく問われます。
※画像はクリックすると拡大します。
充填断熱
左の図は、住宅の出隅部分を大きく書いたものです。(平面図)
上の方の図は、一般的な繊維系の断熱を手詰め充填施工した時の納まり状態です。
この方法だと、室内側から見ると断熱材はきれいに入っているように見えますが、壁を横に切断出来たとして、見るとこのようになっている場合があります。

どうしても、繊維系の断熱材を壁に手詰めで充填する時は、壁体内に入れるので外に向かって押すような感じの施工になります。
横繊維の断熱材を押して、壁体内に入れると、上の図のように前や後ろに多少のつぶれ箇所が出来ます。
これは、横繊維系断熱材の特性で防ぐ事が難しいです。

そこで、下の図が改善案です。
断熱材の繊維の方向を縦にしたものを使うことにより、壁内に断熱材を入れる際のつぶれを防ぐ事が可能です。
この材料、弊社ではパラマウント硝子工業のsun-eという断熱材を使っています。

他には、上の図で壁の隅部分の断熱材がシッカリと入っていない様子も見えます。
これは、柱に内装ボードを止めるための木下地を添える事やホールダウン金物などの影響で、上手く断熱材を充填できていない様子です。
ここの部分も、実際丁寧に手詰め施工をしているつもりでも、最終確認しづらい事がこのような結果につながっています。

下の図では、このような場所のボードを止める木材は、外側の柱面までの材料を使っています。
このことで、木材裏側に入る断熱材がなくなり、隙間を生じさせた原因が消えました。
また断熱材の確認がしづらい場所もなくなります。

ホールダウン金物部分も木で挟み金物には熱橋処理をし、平らにした後に縦繊維系の断熱材を充填します。
少しの工夫で、上の図と下の図くらいの違いが出ます。

以前にも書きましたが、Q値はあくまでムラや断熱欠損などがない状況での試算結果です。
上下の図共に同じQ値設定です。

施工がその状態とかけ離れているとまさしく「絵にかいたQ値」となってしまいます。
「絵にかいたQ値」には、したくないものですね!


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ふるかわしげひろ

Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
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