一般住宅の床下の湿気対策!
一般住宅の床下湿気対策
一般住宅や床断熱をしている住宅の床下の地面から上がる湿気対策についてです。
在来工法でも2x4工法でも床下の部分が土の住宅はあります。
(床下がコンクリートでは無い住宅)
なかなか、床下になんて入る事はないと思いますが・・・・・
本来、床下の土の部分にはポリシートが敷かれていて、土から上がる湿気を封じ込めています。
ですが、何らかの事柄でポリシートが破け土の湿気が上がってくると、カビや木材の腐れなどに関わってきます。
住宅の建て方工法によってその症状の出方が変わってきます。
①在来工法の場合、気流止めなどの措置がされていないと、湿気をあちらこちらに運びイロイロな箇所でカビや結露が発生します。
②2x4工法では、気流止めがありますので、カビや結露の発生する箇所は、だいたい床下の木材などになります。
①と②は、どちらが良いという問題では無いのです。
簡単に、床下のポリシートが破れているか?
わかる方法は、床下収納の付いている住宅の場合ですが、その収納に紙などを入れておくと紙がカビで黒くなったりします。
その状態から疑わしいとなり、
「床下の換気量の不足や土からの湿気が上がっている事などが考えられます」
床下のポリーシートが破れている状態というものは、
左の写真の様になっています。
この状態で気流止めを付けただけでは、上の②の状況になるだけで、床下の環境は変わりません。
ひっきりなしに、土から湿気が上がってくるために・・・・基礎についている換気口から湿気を排出しきれません。
やはり、湿気が上に上がってこないように直す事が先決です。
それでは、まず最初に現在あるポリシートを取り外し捨てちゃいます。
その後に、現在の土の部分を出来るだけ平らにシャベルなどでならします。
均し終えたら、ポリシートを敷き込みます。この時左の写真の様に基礎の立ち上がり部分に10cm位掛かるように大きくポリシートを切使います。(ギリギリでポリシートを切ると万が一足りない時に、そこから湿気が上がってきます。)
注:ポリシーとは施工時に上に載ったり引きずって歩いたりと床下ですので、ポリシートに無理が掛かります。出来れば0.2の厚さのポリシートをお勧めします。これですと、多少の無理を掛けても破れる心配はあまりありません。
ポリシートまで張り終りましたら、砂を敷き込みます。これは、ポリシートのまくれ防止や保護・重さを掛けて土とポリシートを密着させて湿気を上げないようにします。
また、違う効果もえられます。
砂は、換気口から出入りする風のおかげで渇いている状況です。もしポリシートに穴が開いたり、何処からか水が浸入すると砂が濡れた状態となります。
このことから、何かしらの原因がそこにはあることが分かり、その部分を特定して調べるなどという事も可能になります。
その他のエコ住宅に関する情報はこちら
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一般住宅や床断熱をしている住宅の床下の地面から上がる湿気対策についてです。
在来工法でも2x4工法でも床下の部分が土の住宅はあります。
(床下がコンクリートでは無い住宅)
なかなか、床下になんて入る事はないと思いますが・・・・・
本来、床下の土の部分にはポリシートが敷かれていて、土から上がる湿気を封じ込めています。
ですが、何らかの事柄でポリシートが破け土の湿気が上がってくると、カビや木材の腐れなどに関わってきます。
住宅の建て方工法によってその症状の出方が変わってきます。
①在来工法の場合、気流止めなどの措置がされていないと、湿気をあちらこちらに運びイロイロな箇所でカビや結露が発生します。
②2x4工法では、気流止めがありますので、カビや結露の発生する箇所は、だいたい床下の木材などになります。
①と②は、どちらが良いという問題では無いのです。
簡単に、床下のポリシートが破れているか?
わかる方法は、床下収納の付いている住宅の場合ですが、その収納に紙などを入れておくと紙がカビで黒くなったりします。
その状態から疑わしいとなり、
「床下の換気量の不足や土からの湿気が上がっている事などが考えられます」
床下のポリーシートが破れている状態というものは、
左の写真の様になっています。
この状態で気流止めを付けただけでは、上の②の状況になるだけで、床下の環境は変わりません。
ひっきりなしに、土から湿気が上がってくるために・・・・基礎についている換気口から湿気を排出しきれません。
やはり、湿気が上に上がってこないように直す事が先決です。
それでは、まず最初に現在あるポリシートを取り外し捨てちゃいます。
その後に、現在の土の部分を出来るだけ平らにシャベルなどでならします。
均し終えたら、ポリシートを敷き込みます。この時左の写真の様に基礎の立ち上がり部分に10cm位掛かるように大きくポリシートを切使います。(ギリギリでポリシートを切ると万が一足りない時に、そこから湿気が上がってきます。)
注:ポリシーとは施工時に上に載ったり引きずって歩いたりと床下ですので、ポリシートに無理が掛かります。出来れば0.2の厚さのポリシートをお勧めします。これですと、多少の無理を掛けても破れる心配はあまりありません。
ポリシートまで張り終りましたら、砂を敷き込みます。これは、ポリシートのまくれ防止や保護・重さを掛けて土とポリシートを密着させて湿気を上げないようにします。
また、違う効果もえられます。
砂は、換気口から出入りする風のおかげで渇いている状況です。もしポリシートに穴が開いたり、何処からか水が浸入すると砂が濡れた状態となります。
このことから、何かしらの原因がそこにはあることが分かり、その部分を特定して調べるなどという事も可能になります。
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