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高性能住宅の住まい方

気密住宅が普及したての頃の住まい方マニュアル、あるいは住まいの手引きの「結露と暮らし方」では
①開放型ストーブを使わない。
②加湿器は使わない。
③洗濯物は室内に干さない
④台所、浴室は使用時、使用後は積極的に換気を図る。
⑤家具の裏や押し入れは通風をよくする。
⑥非暖房室はつくらない。
⑦窓に結露がしたらすぐ拭き取る。
⑧窓を開放し、室内の水蒸気を外に排出する。
・・・・など住まう側に制約を強いる制約がほとんでした。

現在でもマンションなどでは、「結露を防ぐ快適な生活…注意!!」などといった似たような結露対策が行われています。

高性能住宅、高気密高断熱住宅、オール電化住宅は本来、生活と暮らし方を制約するものではなく、2,3の注意さえ守れば、快適で自由な生活が可能です。
qw組写真

その2,3の注意?とは
何度も触れてきましたが、結露を防ぐためのは、先ず、全室暖房で室温を維持することが大切です。室温を保つと結露はほとんど防止することができます。

北国地方では全室暖房をして、換気を図ると冬期間は相対湿度が40%を割り込む場合いがありますので注意が必要です。住宅一戸当たり最低でも100m3位の換気量が確保されていると結露は起きづらいものです。

暮らし方で問題が起きるとすると、北側の外壁面に設けられた押し入れは危険です。
押入れの布団が外壁面に接している場合は、室内側の表面温度が低下して結露が発生する危険性が高く、昔は押入れの内側にスノコを施工する。・・・・・などの対策が取られていました。

最近、セントラルヒーティング、蓄熱暖房機の普及とともに、結露が減ったため、また外壁面に押入れを設けるプランも増えてきましたがスノコは見かけなくなりました。外壁面に押入れにスノコを設けていない場合は布団は壁に押しつけないようにしましょう!

現場施工の手違いで集中排気型換気扇の場合はドアのアンダーカットがないか、あっても非常に小さい場合、換気が取れず被害が出る危険性があります。
常識では考えられないのですが万一のために普段はドアは開放的使うようにしましょう。

高性能住宅、オール電化住宅、高気密・高断熱住宅では全室暖房と同時にセントラル換気が必要です。
この条件があって、初めて自由な暮らし方ができます。そのため、換気システムがユーザーにより止められる構造になっている場合は問題です。輸入品の換気システムの場合はほとんど切ることができるOFF機能はありません。国産の換気システムの多くは入り切りスイッチがあるので注意が必要です。

●換気は24時間常時換気することを心掛けしましょう!
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「袋入りGW充填断熱の防湿施工」

「袋入りGW充填断熱の防湿施工」


前回の記事の中で
②コンセントボックス付近の断熱材の欠損が見えます。
このような状態は、この部分に断熱材が入っていないことと等しい状態ですから、
この部分からの住宅内の熱損失はかなり大きいものになってしまいます。
P9100021.jpg
そのため冷暖房ランニングコストは増大する恐れが出てきます。
また、このような部分では外気の影響をまともに受けやすいので、
壁体の内部結露の心配も出てきます。

一般的に冬季は、外部側は絶対湿度が低く室内の絶対湿度が高い環境です。
水蒸気は室内から外部側へ(高い方から低い方に均一になろうと)移動する性質があります。
そのため、室内からの水蒸気が写真のように
断熱層の容易に入りやすい気密欠損施工は、必ず避けるようにしなければなりません。

参考:絶対湿度とは?

壁体内の断熱層に入る電気配線部分(コンセント・スイッチまでの配線)は、
袋入りのGW断熱材を押しのけて無理に配線されているケースが多いのですが、
この場合は電気配線周りには袋(防湿)を破いて、
断熱欠損のないように施工し、袋(防湿)を防水気密テープなどで補修する事をお勧めします。
これは、断熱欠損を最低限にするためと
室内(コンセント部分などから)入ろうとする水蒸気を極力断熱層内に
侵入させないために行うものです。

また、コンセントやスイッチ部分の施工は、
袋入りのGW断熱でも気密コンセントボックスは必ず使用することが大事です。
dc110203.jpg
袋を破かないようにコンセントやスイッチ部分の断熱を入れようとしても
その部分の断熱材はギュウギュウに押し込められてしまい
断熱効果が弱まる危険があります。

GW断熱では繊維内の静止空気を確保しないと本来の断熱効果を得られないので、
1,先ず気密コンセントボックスを設置し、
2,袋入りGW断熱材の袋を破いてギュウギュウに詰め込まない程度のGW充填し、
3,破いた袋(防湿)とコンセントボックスを防水気密テープなどで補修する事
をお勧めします。

その他の部分でも、袋入りGW断熱の袋(防湿)が
破けている又は破いた部分は必ず防水気密テープなどで補修すると、
露点温度まで達する地域では、断熱層へ侵入する湿気を極力抑える事ができるので、
壁体内結露などの恐れが緩和されるでしょう。


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GW充填断熱施工チェック

GW充填断熱施工チェック


今回は、GW充填断熱施工についてです。
P9100023.jpg
※写真はクリックすると拡大します
写真は、次世代省エネ基準対応で最近よく使われている16kg100㎜高性能GW(袋入りGW)で施工されています。
材料は、次世代省エネ基準対応製品(Ⅰ地域を除く)を使用されていますが・・・・
施工状態はご覧のとおりです。

①間柱・柱のあいだの寸法とそこに入る断熱材の寸法が合っていない為、寸足らず又は押し込み過ぎで入っている状態です。
※この状態では、本来持っている断熱材の性能はフルに発揮できると言い難い状態です。
ZGMwNjI5MDEoj0OQrjEpKI9DkK4xKSQc.jpg

左の表は、断熱材の施工状態で断熱性能がどの位に変化するか表したものです。
この表で上記の現場をチェックすると、
 本来100㎜の厚さの断熱材で施工されたものが、
表の上から2番目の84㎜相当の断熱性能しか得られない施工状態と言えます。



②コンセントボックス付近の断熱材の欠損が見えます。
このような状態は、この部分に断熱材が入ってないに等しい状態ですから、
この部分からの住宅内の熱損失はかなり大きいものになるので、冷暖房ランニングコストは増大の恐れが出てきます!
また、このような部分では外気の影響をもろに受けやすいので、壁体内の結露の心配も出てきます。

これら①・②の施工状態では、住宅建築前に行った熱計算数値(隙間無く断熱材が充填された状態で計算されたもの)と著しく違った住宅が出来上がります。
しかし、現場がこのような状態だからといって現場に合わせた熱計算を求められても、
どの部分が○㎜相当の断熱性能で・・・・と分類する事は難しく、計算は非常に困難です。
したがって、
極力住宅建築前に熱計算をした断熱状態(隙間無く断熱材が充填された状態)に近づける施工精度が必要となってきます。

①や②は、住宅建築中頻繁に現場へ足を運ぶとチェックできるかもしれませんが・・・・少しの時間での断熱施工状態チェックは難しいです。
そこで、断熱施工が完了した段階(仕上げボードを貼る前)に住宅施工会社にゆっくり時間をとってもらい、断熱材の施工チェックをすることをお勧めします。(住み始めて、結露などの問題が起きてからの修正は精神的も疲れますので・・・・)

ちなみに、下の写真は充填GW断熱のよい施工例です。
dc110218.jpg
断熱の欠損・断熱材の詰め込みすぎなどのない施工状況で、
断熱施工表で表すと一番上になります!


この他に、
下の写真のように防湿層が切れている部分などの・・・・・防湿対策については次回にします。
P9100021.jpg


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梁型PS内部の気密施工をチェック!

梁型PS内部の気密施工をチェック!


今回は、梁型PS(パイプシャフト)内部の気密施工について書きます。

梁型PS(パイプシャフト)とは、上階へあがる横引き配管が下階の天井懐に納めきれない場合に、
下階の天井に梁のかたちをしたパイプシャフトを設けて、梁型内部に配管を通すために使われます。

梁型内部の配管が外壁を貫通する場合(=気密層を貫通する場合)には、それなりの気密施工が必要です。
下の写真は、その気密施工を知らずにパイプシャフト内部の配管を完了し、
その後に気密施工を行った悪い例です。
P8230140.jpg
上の写真は、梁型PSに入るであろう配管類とその周辺の気密処理です。
配管類の内訳は、
①排水管 75φ 1本
②給水管 20φ 1本
③給湯管 20φ 1本
④暖房配管16φ 4本
これら、合計7本もの配管が気密層を貫通し、美観から梁型を小さくする為に内部では配管が密着状態で施工されていました。

注目してもらいたいのは、気密層と外部に貫通している配管類の取り合い部分です。
写真では、防湿気密シートの施工が無理と判断され、一液性の現場発泡ウレタン材が気密材??の変わりに使われています。
しかし、一液性の現場発泡ウレタン材は、断熱材であって気密材ではありません。目視による気密漏れの有無確認はできずに、ウレタン部分では大小さまざまな隙間が存在する可能性が大きいのです。
(言葉は悪いですが、このように確実に気密の取れない部分での一液性断熱材の吹きつけは運任せの施工と言えるでしょう)

それでは、上記のような部分の気密施工には、
●配管類をギュウギュウに押し込めない余裕が必要です。(美観を優先させたい気持ちが分かりますが、このような部分が出てくると他部分の気密施工の必要性が?になります。)
 配管の数が多い場合は、一つの梁型PSだけではなく、2本・3本の梁型PSを制作するか、思い切って天井を少し下げるなどをお勧めします。
P8230143.jpg
●配管工事は、1本づつ気密施工を完了させ次の貫通配管に移ることが大切です。
 配管時に気密材で確実な部分施工をする事で、後の不安材料を極力排除する事が可能です。
大まかにこの2点が施工計画や施工で大切になります。

また施工者は、
●「このくらいの隙間は大丈夫。」という気持ちを捨てることが大切です。
 住宅には、どうしても気密を高める事のできない部分が多数点在します。(引き違いサッシのレールと障子部分やレンジフード内部のシャッター部分など・・・・)
 これらの製品は稼動上必要のある隙間で手の施しようがない部分なのです。
 その上に、住宅建設で、今回の記事のような部分の隙間が多く合算されると、換気計画が崩れたり・結露の心配・ランニングコストの増大に繋がる恐れがあります。

お施主様にとって、今回書いた記事部分などは、
現場に足を多く運ばないと目にすることの出来ない部分ですが・・・
●仕上げ材のボードを貼る前(気密シートが見えている段階)に、一度気密測定をする事で、まだ補修や改善が行える部分です。

この仕上げボード貼りの前(気密シートが見えている段階)の気密測定は、お施主様にとっても建築中の気密性能値を確認できるチャンスです。この段階での気密測定をお勧めします!


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床下コンクリートの防湿施工チェック

床下コンクリートの防湿施工チェック


床下で結露またはカビ臭いなど感じた事はないでしょうか?
こんな時さまざまな結露の原因があると思いますが・・・
意外と見落とされているのが、コンクリート下の防湿や地下水の浸入だったりします。

P5310003.jpg
その中でも、今回はコンクリート下の防湿について記事にします。
これは、基礎断熱・床断熱でも同じ事なのですが、
内部の土間コンクリートを打設する前に防湿ポリシートを敷き込みます。
これが何らかの原因で裂けたり隙間が空いた状態で完了されていると、
地面から湿気が上がりコンクリートを通して床下に浸入してくる恐れもあります。

晴れている日でも、地面にポリシートを敷くとわずか数分で水滴が付くとおり
あなどれない湿気の量です。

P5310002.jpg
ご存知のとおりポリシートは透湿抵抗の高いもので、湿気の浸入をさせにくい材料です。
万が一、
このコンクリート下の防湿ポリシートが破れていたままコンクリートを打設すると・・・・
長い時間をかけて地面の湿気が破れている部分からコンクリート内に侵入し
コンクリート内を移動し床下の湿度の低い部分から表面へでます。
そこで、床下が露点温度に達すると水へ変化するのです。
この時、床下も開放的(極端ですが、床板が無いような状態)であれば、通風や温度条件から水とならずに湿気のままなのでしょうが、
実際の床下は、立ち上がりの基礎などの障害物の影響で、室内ほど温度差のない状態や換気が出来ていないケースが多いのです。

この状態になる事を防ぐには、
基礎工事の段階で
住宅内部の土間コンクリートを打設する前の防湿シート施工精度が重要です。

防湿シートが破ける危険性の高い関連の工事は、
①防湿ポリシート施工時
敷き込む段階で、ポリシートに載らないと施工できない場合があります。
また、ポリシートを重ね合わせるときのめくれや重ねあわせしろが短いなどが起こる場合もあります。
このような危険性がある場合は、一般的に使われている0.1㎜~0.15㎜のポリーシート材料ではなく、破けにくい0.2㎜程度の防湿ポリシートでの施工をお勧めします。
 ジョイント部分は、確実に気密テープなどを用いて繋ぎ合わせることもお勧めします。

②防湿ぽシート完了時
完了後の鉄筋工事などで、ポリシートを破く恐れがあります。
破けた場合は、防湿気密テープなどで補修する事をお勧めします。
内部、埋設給排水配管および立ち上がり配管部分の防湿ポリシートの破けの恐れがあります。
埋設給排水配管などは、ポリシート敷き込み前に行うか、裂いた場合は確実な補修をお勧めします。
また、立ち上がりの配管部分は確実に配管と防湿気密シートを防湿気密テープなどで繋ぐ事をおすすめします。

以上がコンクリート下のポリシートで危険性の高い部分のチェック項目です。
注:上記の工事をしないと地面から絶対湿気が浸入するわけではございません。
  地面から湿気の浸入のリスクを少なくする為の施工内容です。

快適な住まいを造る為には、防湿も意識したいものですね!

関連記事:一般住宅の床下湿気対策
       基礎断熱の床下環境


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ふるかわしげひろ

Author:ふるかわしげひろ
住まい環境プランニング 代表
(旧:住環境アルテ)
・NPO法人 環境住宅正会員
・パッシブハウス・ジャパン
 賛助会員

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